検査のご案内
胃内視鏡検査(胃カメラ)
食道や胃の病気の早期発見に有効な検査の一つです
胃内視鏡検査では、食道、胃、十二指腸の上部消化管の診断を行います。直接胃や食道の粘膜の色や表面の状態が詳細に観察することができるので、的確な診断が可能です。
また、癌が疑われる場合は、内視鏡先端部の装置を使い粘膜の一部を採取して生検を行い、顕微鏡で悪性細胞などの有無について検査する事ができますので、癌の早期発見が可能です。40歳になったら、胃内視鏡検査の受診をおすすめ致します。
胃カメラ検査でわかる疾患 |
|
---|
<このような症状の方は検査をお勧めします>
- ・胸焼け
- ・胃もたれ
- ・吐き気
- ・胃の痛み
- ・食欲低下
- ・体重減少
- など
超音波エコー検査
病気の早期発見や予防のために
超音波エコーには、腹部に超音波を当てる腹部エコー検査と首に超音波を当てる頚部エコー検査があります。
■腹部エコー検査
腹部に高い周波数の音波をあて、コンピューターで画像化する検査機器です。主に胃や腸、肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓の腹部臓器の検査を行います。X線やCTなどとは違い、被曝も無い安全な検査です。また、映し出される画像は臓器がリアルタイムで動いて見えるため、より精密な検査が行えます。
腹部エコーでわかる疾患 |
|
---|
■頚部エコー検査
頚部エコー検査は、頚部にゼリーを塗り、発信器を当てて超音波を送信し、頸動脈の内側に血栓がないか、狭窄がないかなどを調べる検査です。検査では、内膜・中膜・外膜の3層からなる血管壁のうち、内側と外側にある膜の厚さ(IMT)を調べ、動脈硬化の進行の程度を調べます。
頚部エコーでわかる疾患 |
|
---|
骨密度検査
骨粗鬆症の早期発見に
骨密度とは、一定の体積あたりにどのくらいのカルシウムやミネラルが含まれているかの骨量を示す指標となります。この骨密度の状態を調べ、骨粗鬆症を診断をします。
検査は、素足の状態でジェルを塗り、機器に足をのせて検査をします。かかとを超音波が通る際の変化によって骨密度を測定します。
<このような症状の方は検査をお勧めします>
- ・運動不足の方
- ・カルシウム不足の方
- ・シニアの方
- ・過度なダイエットを行ったことのある方
- ・骨折の既往のある方
- など
血管年齢検査
血管年齢を知って生活習慣を改善しましょう
血管年齢とは、血管のしなやかさや硬さを基準とした血管の年齢のことを言います。加齢と共に血管も少しずつしなやかさを失いますが、生活習慣の乱れやストレスなどによって、血管の老化スピードも早まってしまいます。 検査では、血圧脈波装置を使って両手、両足、首の血圧と脈波を同時に測定します。この検査により血管の硬さ、血管の詰まりの程度、血管年齢が診断できます。<このような症状の方は検査をお勧めします>
・喫煙者の方 ・高血圧の方 ・肥満気味の方 ・糖尿病の方 ・加齢による動脈硬化が気になる方 など呼吸機能検査
検査は、口に機械の筒をくわえ、息を吸ったり吐いたりしていただきます。口から出入りする空気の量やガスの質を分析して、肺の容積や、空気を出し入れする換気機能を調べます。
呼吸機能検査でわかる疾患 |
|
---|
<このような症状の方は検査をお勧めします>
- ・息ぎれ
- ・咳
- ・むくみ
- ・呼吸器疾患の疑いのある方
- ・喫煙者
- ・生活習慣病のある方
24時間心電図検査
24時間の日常生活中の心電図を記録し、普段の生活の中で心電図がどのように変化するかを調べます。通常の心電図検査や負荷心電図検査のような短時間の検査では検出することの難しい、一過性の不整脈や狭心症発作による心電図の変化を検出するのに有用な検査です。
検査は、小さな心電計を体に装着し、24時間後に当院まで外しに来ていただきます。
24時間心電図検査でわかる疾患 |
|
---|
<このような症状の方は検査をお勧めします>
- ・動悸
- ・息切れ
- ・胸痛
- ・めまい
- ・失神
- など